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商号等:株式会社PLUSSO

「儲けの裏側 大暴露」

2018年10月26日(金) 14:00:00

第67回『懸念材料続出も、売り一巡で戻りへ』

当コラムでは元・日興証券支店長を務めた経歴のある弊社の代表・久永が、四十余年に渡って見続けてきた相場観を元に、儲け話にかかわる国内外の大口投資家の動向など、久永だから知る裏話をお伝え出来ればと思います。

第67回『懸念材料続出も、売り一巡で戻りへ』

会員の皆様、いつも変わらぬご愛顧賜り心より感謝申し上げます。

代表取締役の久永です。

さて、日経平均は月初めに2万4000円に乗せ先高観が強まった後、わずか2週間で2万2000円を切るところまで反落する局面を見るとは、誰もが予想外な出来事でした。

事の発端ということを紐解いていくと、【米国と世界経済が堅調なことを背景に利上げを実施してきたFRB】と、【トランプ大統領による世界との共存など二の次の『米国第一主義』による政策】が、“水と油”のように反発し合っていることで、世界の経済成長に停滞をもたらすことが意識し始められる切っ掛けになっていると言えます。

そういった中で日本株は、日米協議で為替条項導入(恐らく実行はされませんが)を示唆する発言がされたことや、イタリアの債務問題の再燃、中国の景気後退懸念、米国の新たな核開発、サウジによる記者暗殺などの懸念材料が燻っている状況で、日本株には『決算発表待ち』という、投資家が見極めが必要とされる局面に晒されていることもあって、一層買いが入りにくい為、売りが出ると急落し易い環境にあります。

この点は、本来株価が急激に動けば上昇・下落に関係なく、出来高も盛り上がるものですが、日経平均の出来高はこれだけの急下降を見せているのに殆ど盛り上がっておりません。

つまり、投資家が殆ど動かず様子見をしている中、日本株の日々の売買の大半を占める海外投資家、特にヘッジファンドなどの短期筋資金が売り続けている状況にあると考えられます。

ただ、一つ皆様にこの状況で理解しておいて頂きたいことは、今市場で意識されているリスクはすべて『懸念』という言葉の通り、思惑でしかありません。

どういうことかと申しますと、『思惑で急騰した銘柄』で考えて見ましょう。

思惑は実際に具現化しない限り思惑でしかないので、思惑で急騰した銘柄はすぐに元の株価に戻る習性があるのです。考えれば当たり前のことなのです。本来、株は思惑で買われたり売られたりするものではなく、企業の成長に対しての評価ですから、実際に業績にどのように反映されるかであり、そこが不透明な材料というものは『結局ただの思惑で事実ではないから利益が取れたら手仕舞う』という動きになるものです。

例えばですが、思惑材料の代表格である“バイオ関連銘柄”。

“臨床試験開始”や“第3相臨床試験へ”などの材料で急騰したりしますが、これ等の材料はまだ試験段階であり、実際に医薬品として世に出るまでにはすべての試験を通らなければならないわけです。

つまり、業績へ反映する材料ではないので、『臨床試験が進んでいる!世に出れば業績が上がる!』という期待から買われるわけですが、実際に試験すべての工程をクリアできるか判らないので、逆に上げれば上げるだけリスクが台頭するので、急騰前の株価に戻るのです。

これは、急落相場でも同じことが言えます。もう一度申し上げますが『リスク“懸念”=思惑』なのです。

思惑で急落するということは、それが実際に完全な材料として具現化していない限り、下げれば下げるだけ、反発力が強くなり急騰する可能性も高くなるのです。

最近の話で言えば、東芝(6502)が不正会計問題で経営難に陥ったことで『倒産するかもしれない』という噂が飛び交い暴落。しかし今は当時の底値よりも50%以上も高い株価水準にあるのです。未だに倒産危機からは免れていないにも関わらずです。

つまり、実際に『倒産する』という発表がされない限り『かも知れない』は憶測である為、『変わらない現実』に向かって戻っていくことになるわけです。

思惑で買われたものがどうなるか、思惑で売られたものがどうなるか、この性質を理解していないと以下のような失敗を招く可能性が高くなります。

・思惑で買われたら「何かあるのかも知れない」という期待で買ってしまう。

・思惑で売られたら「まだ売られるかも知れない」という恐怖で売ってしまう。

勿論、これが功を奏するときも当然ありますが、お伝えした理屈で考えれば失敗する可能性の方が高いことが解ると思います。

そう考えますと、冒頭で述べたような懸念材料はまだ不透明さが残っているものの、とりあえず相場に織り込まれたことで当面、反発に転じる可能性が高くなっていると考えることができます。

拠って、2万3000円近くまでの急回復の可能性は十分にあると見ています。尚、市場関係者の間では「米中間選挙」が行われる11月6日までは、米株式市場は不安定な状態が続くとの声が多いので、選挙終わりにこうした見解を見せている大口の投資家勢が買い戻し攻勢をかけてくる可能性があります。

それを見据えるなら、今は選挙終わりを見据えて安く買っておくべき局面と見ております。

 

恒例となりました今後の物色対象は・・・
AI(人工知能)、5G、キャッシュレス関連などの銘柄に注目

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代表取締役 久永 義一
 

※関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、推奨銘柄ではございません。株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
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Profile

株式会社PLUSSO
代表取締役 久永義一

日興証券(現:SMBC日興証券、日本三大証券会社の一つ)で支店長を務めた後、東京スター銀行からのオファーを受け同社のヴァイス・プレジデントに就任。

それまでの経験・実績を買われ、株式会社PLUSSO(旧AMオンライン)の代表取締役に就任。

日興証券時代には、株式・転換社債・投資信託・債券のスペシャリストとして成績を残し、数々の優秀表彰を受賞し支店長に昇格。
支店長となった後も顧客から絶大な信頼を集め、三大証券の一つという巨大組織の中で人脈を広げ、その情報網・相場観は衰えるどころか増々輝きを強める。
また、優秀表彰を幾度も経験した事で優秀者のみが選ばれる海外研修に社を代表して派遣されており、世界金融の中心である米国はもとより、今や世界2位の経済力となった中国との強いパイプも有している。

40余年の長きに渡り、金融業界を渡り歩いてきた久永だからこそ持つ各地の富裕層、実務に関わる現役支店長クラスとのパイプは、VIP投資顧問最大の強みであり、目からウロコの情報がほぼリアルタイムで届けられる。これからも久永、そしてVIP投資顧問の情報からは目が離せない。

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